- お留守番年齢の目安を知りたい
- 留守番の注意点を知りたい
- 留守番の時の過ごさせ方を知りたい
何歳からお留守番をさせても大丈夫なのか?他の家庭ではどのようにしているのか?・・・と気になる方も多いかと思います。
ツイッター子育て相談室にも、こんな相談ツイートが届きました。
リアルな回答はツイッターのリプ欄で見られます。回答者の経験や工夫していることをまとめました。

学童保育の
指導員として
子ども達(70名)にも
アンケートを
とりました
アンケートの結果、パパママの回答では8歳以上、子どもからの回答では7歳(小1)で留守番をすることが多いことがわかりました。
この記事では、お留守番の時間の目安や留守番をさせる時のポイントを詳しく紹介しているので、お留守番をさせる時の参考にご活用ください。
お留守番は何歳から?7〜8歳からが多い
7歳(小1)からがパパ・ママの回答で33%、子どもの回答で37%と7〜8歳以上が多いことがわかりました。
少し古いデータですが、2013年にベネッセが行った保護者(1406名)アンケートでも7歳(小1)が21.9%と小学生からお留守番をさせる家庭が多いようです。
お留守番の時間は短時間


ツイッター子育て相談室【公式】の回答者の意見をまとめると、お留守番の時間は10分〜1時間程度と長時間お留守番をさせるのは不安という意見が多かったです。
ゴミ捨て留守番など短い時間から練習を始め、成功体験や何が不安だったのか?子どもと話し合いながら決めることが大切です。
お留守番をさせる理由


お留守番をさせる理由は以下の通り
- 買い物
- お留守番の練習
- 通院
- 町内会などの集まり
- 兄弟間の予定がバッティング
買い物などの自己都合による理由や通院などの緊急事態でやむを得ずという回答がありました。
お留守番が常態化してしまう場合は、地域の※ファミリーサポートセンター事業の活用や訪問保育やベビーシッターなどのサービスを利用するという提案もありました。



住まいの市町村
+
ファミリーサポート
と検索してみよう
お留守番のポイント4選


- 約束事を子どもと決める
- 地震などの災害時の対処法を伝える
- 連絡手段をできれば用意する
- 映像や遊び込めるモノを用意する
約束事を子どもと決める


お留守番で1番大切なのは約束事を決めること。一方的に決めるより、どんな事が危ないと思う?などと一緒に考える事で子どもも覚えやすくなります。
約束事の例
- 呼び鈴が鳴っても出ない
- キッチンには入らない
- ベランダには出ない
しかし、約束事を多くしてしまうとパニックになってしまうので、シンプルにするのがポイント。外に出ない・キッチンには入らないなど、特に3〜4歳は約束事は多くても3つまでにしましょう。
禁止事項だけでなく、何をして留守番をしていれば良いか伝えると、子どもも安心してお留守番できます。
地震などの災害の対処法を伝える


意外と忘れがちな災害時の対処法。地震の時の対処法や火災の時は近くの公園や〇〇さん家に避難するなどあらかじめ決めておく事が大切です。
学童に登所した子に地震の避難訓練で校庭のど真ん中にいた1年生が教室に戻り、机の下に避難したという珍事件を聞かされた事があります。
可能性は低いですが家の外に出ていけないことは基本として、火災や泥棒など緊急時は避難することをキチンと伝えると安心です。
できれば連絡手段を用意する


固定電話がある家庭は、親の携帯電話を短縮ダイヤルに登録しておくと、ワンタッチで連絡をとることができるので子どもも安心です。



タブレットがある家庭は
LINEやSkypeなどの
連絡用アプリをいれて
おくと吉!
映像や遊び込めるモノを用意する


留守番中に何をして過ごすか?は、DVDなどの映像をみて過ごす家庭が多いようです。



お留守番の時間に
合った映像を
選ぶことがポイント!
他にも
- 特別なおもちゃで遊ばせる
- お絵描きやぬりえなど集中できるもの
お子さんの好きなモノやコトで過ごさせることが大切。お留守番の時だけ使えるオモチャやぬりえなどスペシャルなモノがあると、喜んでお留守番を引き受けてくれるかもしれません。
海外の留守番事情


日本には、何歳からお留守番可能という明確な基準はありません。しかし、オーストラリアでは12歳以下、ニュージーランドでは13歳以下の留守番は違法となっています。
アメリカは銃社会など、治安や習慣の違いから基準を明確にしている国もあります。
かなでさんは「小学校1年生でお留守番できないのは愛着の問題なのではないか?」という相談でしたが、海外の事例を考えると、お留守番できないのは普通で、愛着の問題とは一概として言えないことがわかります。



子ども達の
アンケートでも留守番を
したことがない子は
10名程いました
お留守番させるのは何歳から?まとめ


- 先輩パパ・ママは8歳以上が多い
- 子どもの回答では1年生が多い
- 時間は1時間以内と短時間
- 理由は自己都合や緊急によるもの
お留守番をさせる時のポイントは
- 約束事を子どもと決める
- 災害の対処法を教える
- できれば連絡手段を用意する
- 映像や遊び込めるモノを用意する
お留守番は子どもと話し合って決める


多くのパパ・ママにアンケートをとりましたが、喜んでお留守番をしてくれた子もいれば、不安が大きくてお留守番できなかった子など様々な意見がありました。
アンケート結果では3歳〜8歳以上と幅広い年齢層という結果になりましたが、年齢ではなく話し合って子どもが納得いくことが1番大切なのかもしれません。
この記事が話し合いの参考になれば幸いです。
リプ欄で回答してくださったみなさん、ありがとうございました♪
記事の感想お待ちしてます